不定期動画のRiver Walker – 川を歩く人の第3話をYoutubeにアップしました。

4月の第4週目の土曜日はオンタリオのトラウトアングラー達が待ちに待ったトラウト河川の解禁日。
今回の第3話では解禁を迎えたオンタリオ湖水系のお気に入りの小規模クリークを訪れてみました。
この川にはレインボウトラウトがいるので、虹鱒さんに出会えたらいいなぐらいの感じで訪れたのですが、そこで出会ったのはまさかのスチールヘッドが悠然と泳ぐ光景。
通常この時期、スチールヘッドは産卵を終えて川から姿を消しているのですが、今年の冬はとても厳しかったので遡上が遅れたのでしょうか。

悠然と現れ、上流に泳ぎ去っていった潜水艦クラスのスチールヘッド
いつかは挑戦してみたいと思っていたソギーンを使ったスチールヘッド狙い‥‥過酷だった冬が作ってくれた千載一遇のチャンスに胸の鼓動が高まるばかりです。
北米のスチールヘッドアングラーの多くは毛糸を餌がわりにしたウキ釣りが大多数を占めるのですが、そんな中、いつも使っているウルトラライトタックルにて巨大なスチールヘッドに挑んでみました。

ロッド:NFX Pro Limited C511UL+(プロト)
リール:ダイワSSエア
ライン:YGK シンジ0.8号
リーダー:ダイワ X LINK8ポンド
ルアー:ソギーン40(BPBチャートリュース)
ウルトラライトのベイトフィネスタックルでスチールヘッド狙いをしている人は、以前住んでいたBC州でも、今住んでいるオンタリオでも見たことがなく、完全に異端児的なスタイル。
釣り方が全く異なるので、果たしてスチールヘッドが反応してくれるのか、掛かったとしてもファイトが成立するのか、全てが未知数だったチャレンジでしたが、その効果は想像を遥かに超えていました。



魚が反応してくれるストライクウィンドウがとても狭く、ルアーを流すラインが10センチ違っても無反応、アプローチ角がほんの少し違っても無反応、ルアーのレンジが少し違っても無反応、立っている位置が一歩でもずれて理想的なラインを流せなければ無反応と、非常にシビアなものの、全てが完璧にハマった時、全く釣れなさそうに見えたニュートラルモードのスチールヘッド達がソギーンを咥えてくれました。

驚愕、興奮、歓喜、そして感謝。
映像を通じて、そんな事が少しでも伝わると嬉しいです。
お知らせ
完売となっておりましたソギーン40ですが、第2陣が数日中に店頭に並び始めるかと思います。
どうぞ宜しくお願いいたします!