ベビーアビノー70F

ブログ記事お引っ越しプロジェクト、今回はベビーアビノー70Fをお引っ越しさせたいと思います。

昨年もこの時期に琵琶湖のモグハノンがベビーアビノー70Fのポッパーモードで、ド級サイズのロクマルクラスをキャッチしていましたが、今シーズンも先日63センチをキャッチしていましたね!

ってなわけで、今が旬のベビーアビノー70F記事を新裏日記にて復活させたいと思います。

オリジナル記事掲載日:2023年 06月 14日

Baby Abino 70F

ボディー長:70mm

ウェイト:6.1gタイプ:トップウォーター

フック:イチカワカマキリ#7

スナップ:0+

希望小売価格 : 2400円(税抜価格) 2640円(税込価格)
*2024年9月1日より価格を改定させて頂きました

カラーパターン

ここから先はベビーアビノー70Fの開発の経緯や特徴などを書かせて頂きますね。

このベビーアビノー70Fですが、開発の出発点はもちろんベビーアビノー70S。


高いバイト誘発能力を持つベビーアビノー70Sを水面の世界に持っていったら、これまたすごいことになるんでね?

という、いつもながらの超短絡思考で作り上げたのがこのベビーアビノー70Fですw

で、作ってみたら、これがまた期待を裏切らない魚の反応の良さで、こりゃぜひラインナップに加えていきたい!と、製品化に向けて本腰を入れたのが2021年の夏頃の事。


ちょうどその年の10月にベビーアビノー70Sを発売開始させて頂いたので、このフローティングモデルはそれと同時進行で開発を進めていました。


そして本来であれば、昨年の2022年デビューを予定していたのですが、とある理由で今年の発売に延期になってしまったという経緯があります。

なぜ延期になったのか、その理由は後述したいと思いますが、平たく言えばまぁその、またもやちゃぶ台をひっくり返してしまったアホビルダーがいたとかいなかったとか‥‥w


さて、そんなこんなでいよいよ満を持してデビューの日を迎えるベビーアビノー70Fですが、ぱっと見で一番わかりやすいのは赤目ではないかと思います。

ベビーアビノー70Fの目を赤目にした理由はシンキングモデルである70Sとの判別を容易にする為。

両モデルとも共通カラーになっていますので、血走った赤目はフローティングモデルだと覚えておいてください。


で、このベビーアビノー70Fですが、基本はフローティングプロップベイトと思って頂いて良いのですが、実はシークレットモードが存在しており、カスタマイズして楽しんで頂けるルアーになっています。

色々なパターンのカスタムが可能ですが、最低でも3タイプのルアーとしてご使用頂くことが可能♪

フローティングプロップベイトモー

これはノーマルセッティングで、パッケージから出して頂いた時はこのセッティングになっています。使い方としてはシンプルに水面をゆっくりただ巻きとか、ストップ&ゴーなど。また、繊細に動かすとフロントプロップで虫系ルアーみたいな細かい波紋を出す事が可能なので、水面でちょいちょい動かして止めて、みたいなデッドスティッキング的な使い方もオススメです。

ポッパーモード

フロントプロップを外して頂き、パッケージに付属しているポッパーカップを装着して頂くとポッパーチューンが可能です。

こんな感じでパッケージにポッパーカップが付属しています。

ポッパーモードにチューンした場合の動きですが、お腹のブレードを装着したままだとポッピング音や泡を出しやすく、ただ巻きした時はロールアクションを発生させながら泳ぎます。

お腹のブレードを外したらロールアクションは無くなりますが、ルアーがより水平に近い姿勢で浮き、スプラッシュを出しやすくなります。

ポッパーモードの魅力は小さいボディーながらも強いアピールで魚を浮かせられること、そして、浮いてきた魚が躊躇なく食える一口サイズいうのがミソなんだと僕は勝手に思っています。

スローシンキングモード

このベビーアビノー70Fにはポッパーモード以外にももう一つのシークレットモードがありまして、別売りのSS Tune Setというパーツに換装して頂くことでスローシンキングカスタムして頂けます。

このチューニングを施すことによってベビーアビノー70Sでは泳がすことが困難だった水面直下などの浅いレンジをデッドスローで泳がせることが可能になりますよ〜!



SS Tune Set

SS Tune Set
価格:400円/税抜 (440円/税込)
https://www.nishinelureworks.jp/ss-tune-set

ユニットの交換方法についてはまた発売後にご説明させて頂きますね。

というわけで、ベビーアビノー70F。


本来であれば2022年にデビュー予定だったのですが、製造にゴーをかける寸前でポッパーカスタムできる可能性が見えてきてしまい、それじゃあもう1年テストして磨き上げようか、ということになりました。(いわゆるちゃぶ台返しw)

そしたら、それをテストしているうちに、おお、スローシンキングにもチューニングできるじゃないか!ということを発見してしまい、SS Tune Setの同時発売も決定。


余談になりますが、実はこのベビーアビノー70Fは超土壇場でもう一度ちゃぶ台返し事件が発生。

発売に先駆けて届いた最終サンプルを確認したら、想定以上に浮力がギリギリすぎてトップウォーターなのにサスペンドしてしまう個体があり、こりゃアカンと💦5月末頃に予定していた発売開始に合わせてパッケージングも全て完了していたのですが、そこからお腹のブレードを薄くする改良を施して約0.3gの軽量化に成功し、ベストセッティングをようやく出せたのでした。


一度パッケージしたベビーアビノー達をパッケージから取り出し、パーツを付け直してもう一回パッケージし直すという、まぁまぁ無理なお願いだったにも関わらず、しっかりと仕事をしてくださった工場の方々にただただ感謝です。(感涙)


ベビーアビノーの世界を水面に広げてくれるベビーアビノー70F。

順調にいけば6月末〜7月初旬ぐらいに世に送り出せるかと思いますので、この夏、ぜひベビーアビノー70Fをお試し頂ければ幸いです!


■ ベビーアビノー70F 説明動画

■ ベビーアビノー70Fウェブサイト

BABY ABINO 70F | NISHINE LURE WORK (nishinelureworks.jp)

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