ここ最近、琵琶湖のモギハノン艇でロクマルクラスが連発していたり、フロリダのケンさんが無双しているベビーアビノー70Fのポッパーモード。
先日のNLW Fishing Liveでも、カナダ体験にいらしているU-30ドリームトーナメントプロデューサーの千田さんがライブ中にベビーアビノー70Fのポッパーモードで連発されていましたね。
このライブは僕の中でも過去イチレベルで大成功だったライブで、エリー115TW、アビノー110F、ベビーアビノー70Fなどの釣りをとてもわかりやすい形で千田さんが遂行してくださったライブになりました。
NLWのトップウォーター系ルアーの使い方をお知りになられたい方はぜひご覧頂ければと思います。
というわけで、そんな旬なベビーアビノー70Fのポッパーモードですが、ちょうど図らずもリライト記事がそのタイミングにバッチリはまりましたので、ぜひこの記事を参考にして頂ければ幸いです。
オリジナル記事掲載日:2023年 07月 05日
カスタムが可能なベビーアビノー70F。
今日のブログではカスタムの手順や注意点などをご説明させて頂きますね。
色々なカスタムが可能なベビーアビノー70Fですが、わかりやすいのはこの3パターンかな?と思います。
フローティングプロップベイトモード
パッケージから出して頂いた時はこのセッティングになっています。ただ巻きで使用した場合は繊細なウェイクベイトという感じで、カチカチと小気味良いノック音を発生させながらロールして泳ぎます。ネチネチと繊細に動かすと虫系みたいな細かい波紋を出すこともできるので、浮かせといてチョイチョイみたいな感じでデッドスティッキング的な使い方もオススメです。
ポッパーモード
フロントプロップを外して頂き、パッケージに付属しているポッパーカップを装着して頂くとポッパーとして使用して頂くことが可能になります。
ポッパーカップが付属しているベビーアビノー70Fパッケージ
ポッパーモードでもお腹のブレードを装着したセッティングではロールして泳ぐので、ただ巻きの最中にたまにポッピングさせてやると、水面に浮く虫を食べながら泳ぎ回っている小魚みたいな感じの動きを再現できたりしちゃいます。
純粋なポッパーとして使用した場合ですが、お腹のブレードをつけている場合はバブルやポップ音を出しやすいと思います。
お腹のブレードを外した場合は、ロールアクションは無くなりますが、より水平に近い浮き姿勢となり、スプラッシュ系の水飛沫を上げやすくなります。
2024年9月16日追記
琵琶湖のモギハノンがロクマルを連発しているモードがこのポッパーモードですが、モギハノンはポッパーカップをフリーの状態ではなく、ナットで完全固定して使用しているとのこと。
そのセッティングを施すことによって、バスの捕食音のような音を安定して出せれるとのことです。
昨年もこの時期に65センチと、とてつもないビッグフィッシュをキャッチしていましたので、この時期、琵琶湖のビッグフィッシュに効くタイミングなのかもしれません。
個人的にはオリジナルセッティングのフロントプロペラセッティングはバスを追尾させて食わせたい時、ポッパーモードは下から浮かせて食わせたい時に効果を発揮しやすいのではないかと感じています。
スローシンキングモード
別売りのパーツになりますが、Nishine SS Tune Setというパーツをインストール頂くことでベビーアビノー70Fをスローシンキング化して頂くことが可能になります。
Nishine SS Tune Set(オプションパーツ)
価格:400円/税抜 (440円/税込)
https://www.nishinelureworks.jp/ss-tune-set
オリジナルのベビーアビノー70Sは1秒で30センチ沈む仕様になっていますが、このスローシンキングチューンを施すともっとゆっくり沈むベビーアビノーになりますので、水面直下のサブサーフェスレンジをゆっくり泳がせるみたいな使い方が可能になります。
パーツの交換方法等、下記動画で要点をご説明させて頂きましたので、カスタム時の参考にして下さいませ〜
■ ベビーアビノー70Fの取説
■ ご注意
この動画内でベビーアビノー70S(シンキングモデル)のプロペラ交換方法もご紹介させて頂いておりますが、ルアーが破損して使用不能になる可能性もありますので、どうしても70Sをレストアして復活させたいという場合の最終手段だと思ってください。ビルダー的には推奨するものではありませんので挑戦される場合は自己責任でお願いいたします。
■ ベビーアビノー70Fウェブページ
2024年9月16日追記
ベビーアビノー70Fポッパーモードの実釣動画集(Xより)